今なぜポータブルはアナログテープか June 24 1998

テープのよいところは次のとおり。
1、音がよい
ポータブルMDプレーヤーのヘボいDAC(D/Aコンバータ)を通した音より、少しでもいいDACを通した音をアナログ形式で録音したものの方が当然音がよい。
2、電池が長持ち
テープはガム型ニッカドで最低10時間もつが、MDは4時間程度。
3、機器、テープが安い。
ポータブルMDを持ち歩こうとすると、最低でもMDラジカセ4万円、再生専用ポータブルMD2万5千円(実勢価格、1998年6月UNK調べ)で7万程度かかる。7万出せば、CDプレーヤー3万、カセットデッキ2万5千、ウォークマン1万(うちの設備)が買える。まあ別にアンプ、スピーカはいりますが・・・
1からハイコンポを買うのなら5万ほど安くなる。

私がMDのよいところとして認めるのは1998年6月現在、
1、頭出しが速い
2、ポータブルプレーヤーが小さくできる
3、手入れが比較的楽
以上です。でも、金を出した分だけいいものが手に入るアナログって、やっぱりいいですよ。

注:
D/Aコンバータ:CDから出てくるデジタル信号を人間の耳に音楽や音声として聞こえるアナログ信号に変換する装置。この装置の性能がいい方がよい。そのかわり、いいものほど大きく、電気を食うのが普通。


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